施工事例

【W205 メルセデスベンツ Sクラス】7G-Tronic 722.9 VGSコントロールユニット交換|通信不可からの修理事例

整備・修理

メーカー名メルセデス・ベンツ

車種W205 Sクラス

年式2014年式

施工内容:
・ギアが入らず走行不能
・診断機でトランスミッション(VGS)との通信不可
・VGSコントロールユニット交換(バルブボディ清掃再利用)
・ベンツ専用診断機XENTRYにて学習・動作確認
・200km試運転による最終チェック

今回は、2014年式 メルセデス・ベンツ W205(型式:RBA-205042)に搭載されている7速AT・7G-Tronic(722.9型)で、VGSコントロールユニット(旧メカトロニクス)の不具合による通信不可トラブルの修理事例をご紹介します。

走行距離は約11万km。入庫時点では「ギアが入らない」「変速ができない」といった深刻な状態に陥っていました。

 


 

 

■ 入庫時の状況|突然の走行不能とレッカー搬送

 

お客様からは「走行中に突然エラーメッセージが表示され、そのまま変速できなくなった」とのご相談。再始動してもDレンジに切り替えられず、走行不能に。

そのため、レッカーにて弊社へご入庫いただきました。

診断機(XENTRY)で確認したところ、VGSコントロールユニットとの通信が完全に断たれており、他のコンピューターからも認識されない状態でした。

保存されていたDTC(故障コード)は30個以上にのぼりましたが、いずれもVGSと通信できないことが原因の連動エラーであり、根本原因はユニット内部の回路不良と判断しました。

 


 

 

■ 修理方針|VGSユニット単体の交換で対応

 

本来であれば、VGSユニット不良の場合はバルブボディ(油圧制御ユニット)も同時に交換するのが理想です。

しかし、今回はお客様とのご相談の結果、コストを抑える目的でVGSユニット単体での交換を実施いたしました。

過去には、バルブボディとVGSの相性が合わず、ドイツ本社と直接やり取りして特注ソフトを作ってもらったこともあります。

その際はメールのやり取りに1週間以上かかり、お客様に大変お待ちいただくことになった経緯もあるため、今回はそのリスクも含めて事前にご説明し、ご納得のうえでの施工となりました。

 


 

 

■ 整備内容|VGS交換+バルブボディの分解清掃

 

作業は以下の手順で実施しました:

 

  • ATF(オートマオイル)の抜き取り

  • バルブボディの取り外し

  • VGSユニットの取り外しと交換

  • 再使用不可パーツ(Oリング・ボルト等)の新品交換

  • ベンツ専用ATFの注入とレベル調整

  • XENTRYによる初期化・学習処理(ティーチイン)

 

また、バルブボディは交換せず、実車から取り外して分解清掃を実施しました。

バルブボディ内部に鉄粉や異物が残っていると、変速ショックや油圧不良が出るリスクがあるため、最大限の注意を払って再使用しています。

 


 

 

■ 使用部品|海外取り寄せの純正VGSでコストダウン

 

今回使用したVGSユニットは、純正品を海外の正規ルートから直接取り寄せたものです。

国内ディーラー経由では中間マージンが発生しますが、弊社では独自の輸入ルートを活用してコストを削減。

結果として、品質を落とすことなく、お客様のご負担を軽減することが可能になっています。

ただし、国内在庫がない場合は納期に多少お時間をいただく点は、あらかじめご了承いただいております。

 


 

 

■ 走行チェック|実走行200kmで異常確認

 

今回はベンツ正規の完全交換フローとは異なる対応であるため、交換後に約200kmの実走行テストを行いました。

走行テストでは以下を確認:

 

  • 通信状態の安定性

  • シフトタイミングとショックの有無

  • セレクター操作の応答

  • DTC(故障コード)の再発がないこと

 

※走行中は安全運転を優先し、診断機の操作は行わず、停車後にログ確認・データ解析を実施しております。

 


 

 

■ VGSコントロールユニットとは?|構造と弱点

 

VGSユニットは7G-Tronicの心臓部であり、油圧・電子制御・センサー制御のすべてを担う複合制御ユニットです。

構成される主な要素:

 

  • ソレノイドバルブ(油圧制御)

  • 各種センサー(温度・ポジション等)

  • マイコン基板(統合制御CPU)

 

不具合は以下のような原因で発生することが多いです:

 

  • 回路基板の熱歪みや断線

  • ソレノイドの固着や作動不良

  • 内部へのATF浸入による短絡

 

 


 

 

■ 7G-Tronicの持病と早期発見の重要性

 

次のような症状が初期サインです:

 

  • シフトアップのタイミングが遅い

  • D⇔R切替時に軽いショック

  • 停車時の発進がスムーズでない

 

これらの「なんとなくおかしい」を感じた段階で、早めに点検・診断を行うことで、走行不能などの深刻なトラブルを未然に防ぐことができます。

 


 

 

■ FourAの整備方針|丁寧な説明と事前見積もり

 

FourAでは、輸入車特有の電子トラブルにも

 

  • 丁寧なヒアリングと症状の見える化

  • 事前に明確な見積もり提示

  • 診断結果と作業内容の共有

    を徹底し、**「安心して任せられる整備工場」**を目指しています。

 

 


 

 

■ アフターサポート|再診断・再学習にも対応

 

納車後に気になる点が出た場合も、

 

  • 診断機による再チェック

  • 学習再調整

  • オイル状態や変速挙動の再点検

    など柔軟に対応いたします。

 

安心して輸入車ライフを楽しんでいただけるよう、万全の体制でサポートしています。

 


 

 

📌まとめ|7G-Tronic(722.9)VGS交換はFourAにお任せください!

 

FourAでは、

 

  • ベンツ専用診断機(XENTRY)による精密診断

  • 海外純正部品ルートを活用したコストダウン

  • バルブボディの分解洗浄

  • 実走200kmでの最終チェック

 

すべて一貫対応可能な体制で、輸入車の高度な整備に取り組んでおります。

 


 

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